兼業WEBデザイナーになるために必要な、最後にして最大の難関が「案件獲得」。
今回はその主な獲得パターンについてまとめていき、次回の記事で具体的なアプローチ方法について学んでいきます。
ちなみに、僕自身は2020年2月11日からProgateやYouTubeを使って独学でコーディングを学び、最近になってようやく兼業WEBデザイナーとして月に10万円ほどは稼げるようになってきたところです。
今回はそんな僕の実体験も交えつつ、WEB制作で稼げるようになるために必要な方法をまとめました。
それでは早速行ってみましょう!
本記事の目次
【WEB制作】案件獲得の3パターン:①定番の方法
定番といえば「クラウドソーシング」。
特にクラウドワークスとランサーズは有名ですね。
僕はProgateでHTML&CSSを勉強していた頃に、暇つぶしがてらクラウドワークスに一点集中してクラウドワークス上での実績を積み上げてました。
やはり実務経験のない初心者が案件を獲得するためには、少しでも信頼してもらえるように目に見える結果を出しておくべきですからね。
ということで、初心者のみなさんにもプログラミングの勉強をしはじめた段階でとりあえず登録しておいて、アンケートとか簡単なライティング案件をちょこちょこクリアしておくことをおすすめします。
この記事を読んでくださっている方の多くはすでにクラウドソーシングに登録されていると思いますが、「まだ勉強中だから」という理由で案件に応募したことがないという初心者の方も少なくないのではないでしょうか?
一方で、クラウドソーシングで紹介されている案件は玉石混交です。
WEB制作の案件に応募するときは、必ず案件ごとの適正価格や相場を調べた上で、下手に格安案件を掴まされないように備えてください。
ちなみに、相場の確認はこういうページを参考にしてみるといいと思います。
【WEB制作】案件獲得の3パターン:②僕の方法
クラウドワークスは素晴らしいサービスですが、クラウドワークスの案件だけで生活しているWEB制作者がほぼいないことも事実。
WEB制作で生活するためには安定した案件受注が大前提ですから、早い段階で案件獲得レースから脱することが大切です。
▶クラウドソーシングは出会いの場と割り切る
そこで、クラウドソーシングでは稼ごうとは考えず、ここでの出会いを今後の大きな仕事につなげようという発想の転換がおすすめです。
さらに言えば、わざとクライアントの提示金額よりも安く引き受けた案件に全力を費やして制作会社側に自分の実力をアピールし、結果的にその制作会社から直接案件を依頼されるようになることを目指すわけです。
人によっては自分から制作会社に片っ端から連絡をとって、そこで案件を獲得しているというパターンもありますが、基本コミュ障の僕にはそんな勇気なんて微塵もなかったので、(多少姑息かもしれませんが)この方法が現実的でした。
また、このやり方の方が再現性が高いと思うので、みなさんにもオススメしやすいと感じています。
▶SNSで相棒を探す
僕はプログラミングを学びだす少し前からTwitterでフォロワーを増やそうと頑張ってました。
特に副業で稼ぎたい人たちとつながることが多かったこともあり、現在はあるフォロワーさんからコピーライターの方をご紹介いただき、その方が受注された案件のWEBデザインを僕にお任せいただいています。
この1つの案件を「分業する」というのは、案件獲得の確率を上げる点では合理的な手法だと思いますし、「コーディングは僕がやるので、デザインだけ代わりに担当してくれる人がいたらなぁ」なんてツイートすると案外たくさんリプが集まったりもするのでオススメです。
【WEB制作】案件獲得の3パターン:③まだまだ競争率の低い方法
最後は意外とまだ手を出していない方が多いサービスを2つご紹介。
▶ココナラ
有名なフリマアプリのココナラ。
正直これに関してはもうブルーオーシャンとは呼べないかもしれませんが、まだまだその存在に気づいていないWEB制作者も少なくありませんから、今からでも価格やサービス面で上手な差別化を図れれば、確実に稼げるようになれると思います。
特にココナラは自分で自分を売り出せるため、ひとつの案件を大勢で奪い合うクラウドワークスなどと異なり、価格も制作者主導で決められることが魅了。
これもとりあえず登録してみて、様子を伺う価値はありますね。
▶ビズシーク
まだまだ知名度の低いクラウドソーシングであるBizseek 。
ワーカーの手数料が業界最安とのことですし、何よりもまだまだ在籍エンジニアが少なく競争率が有名クラウドソーシングより低いので、現在勉強中でこれからWEB制作で稼ごうとされている方には絶好のチャンスだと思います。
まとめ
ということで、以上が「兼業WEBデザイナーになるための案件獲得パターン」でした。
いずれにしても、案件に応募するときは「僕と契約しないと損しますよ!」くらいの強い気持ちを持って堂々と立ちふるまい、それ以外のときは「そもそも自分みたいな無名に任せてくれる人はいない」と開き直っておくくらいが丁度いいと思います。
そうしておくと、実際に案件を獲得できたときにクライアントに対する感謝がより大きくなって、仕事もはかどりますからね。
それでは最後に、今回の内容をまとめておきます。
- とりあえずクラウドソーシングに登録する
- アンケートなどの簡単な案件をこなしてクラウドソーシング上の実績を積んでおく
- WEB制作の相場を把握しておく
- クラウドソーシングでは稼ごうとせず、あくまで出会いの場と割り切る
- SNSで分業できる相棒を探す
- 競争率の低い場所を探してそこで戦ってみる
WEBサイトを作れるようにはなったけど、実績がないから案件を受注できる気がしない…