この記事では、独学でWebサイトの制作〜公開までを経験した方に、そのスキルをしっかりと「稼げる力」へと昇華させるための本を10冊ご紹介します。
Web制作・サイト運営の独学におすすめな本 一覧
「独学でWebサイトを制作〜公開するまでは経験できたけど、このあとどうすればいいですか?」
こう悩まれる方は多いです。
そこでこの記事では、ここまで独学でがんばってこられた方に向けて、そのスキルをしっかりと「稼げる力」へと昇華させるための知識を身につけることを目的に、役立つ書籍をご紹介します。
焦らず、しかしテンポよく、しっかり学んでもらえたら幸いです。
Web制作
この一冊で全部わかるWeb技術の基本
この一冊で全部わかるサーバーの基本
この一冊で全部わかるWeb制作と運用の基本
一般的には「初心者向け」な3冊ですが、恐らく完全独学でWeb制作を学んでる多くの方にとっては「わけわからん内容」だと思います。
だからこそ、Web制作の基本スキルを身につけて、中級者となった段階でおすすめします。
Webがどんな仕組みで成り立っているのか?
サーバーとは何なのか?
Webサイトの成功とはどこのことなのか?
ここをしっかり理解することが、フリーランスとしてWeb制作を行う上でとても重要な知識となります。
しっかり読んでおきましょう。
Webデザイン
ノンデザイナーでもわかる UX+理論で作るWebデザイン
インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
初級編の記事にも書いたとおり、デザインはアートではありません。
これまでの歴史の中で体系付けられてきたロジックがあり、これを学ぶことで数多の状況に適したデザインを判断し、制作することができるようになります。
いくつものデザインカンプをコーディングしてきたかたこそ、今ならそのロジックも理解できるはず。
『インタフェースデザインの心理学』は何度も読み返したくなる名著です。
Webディレクション
Webディレクションの新・標準ルール 現場の効率をアップする最新ワークフローとマネジメント
担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座
複数の案件をこなすようになってくると、自然と関わる人物も増えてくるものです。
特に自分で獲得した案件を、周りの人たちと協力しながらこなすようになってくると、その管理手法も大切になってきます。
社会人として組織の運営経験がない場合、ここで大いに悩むことになりますが、そんなときの判断基準として参考になるのが上記の2冊。
「成功」の定義は仕事や環境によって様々ですが、「失敗」と呼べる状況はそれなりに限定できるはずです。
よって、まずはその「失敗」を最大限回避・抑止するための戦略・準備の方法を学びましょう。
Webサイト運営
現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書【改訂2版】
「やりたいこと」からパッと引ける Googleアナリティクス分析・改善のすべてがわかる本 改訂版
ウェブ分析レポーティング講座
無事にホームページを納品したけど、そのサイトが役に立っているのかわからない。
そんな悩みが生まれるのも、中級者ならでは。
まずは『現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書【改訂2版】』で分析方法の基本を学びましょう。
そのうえで、GAの使い方を『「やりたいこと」からパッと引ける Googleアナリティクス分析・改善のすべてがわかる本 改訂版』で学び、そこで得られたデータを元に分析を行います。
分析結果は、クライアントにとってわかりやすい形になるようにレポートにまとめる必要がありますが、そのときに役立つのが『ウェブ分析レポーティング講座』。
この3冊を書いた小川卓さんは、本当に偉大すぎる。