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メンターをやってて分かった独学や起業が成功する考え方【前編】

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これを読んでくれているあなたは、きっとWeb制作などのスキルを身に着けて、副業で稼げるようになろうとしているはず。

そんな、あなたに質問です。

調子はどうですか?

思い通りに進まなくて焦ってませんか?

頑張りすぎて、挑戦開始から半年も経ってないのにメンタルをやられていませんか?

今回はそんな挑戦が上手く進まなくて悩んでいる人に向けて、メンターとして500回以上の面談と100人以上のサポートを経験してきた僕だからこそお伝えできる「正しい成功者マインド」について解説していきます。

前編となる当記事では、自分自身を嘘偽りなく勇気づけ、ありのままの自分を受け入れる方法について語り、後編となる次の記事では、他者との健全な向き合い方を学び、人間関係を安定させる方法について語ります。

どんな挑戦も、自分と他者をそれぞれ正しく受け入れ、勇気づけられるようになる必要があるからです。

それでは、早速はじめましょう。

①「できたこと」も数えてみる

突然ですが、あなたに質問です。

昨日、あなたに「できたこと」は何個ありますか?

たいていの方は片手で数えられる程度のことしか思い出せない質問ですが、「予定通りに起きられた」とか「いつもの電車に間に合った」などといった当たり前すぎることもすべて数えてみると、両手では数え切れないくらい「できてたこと」が見つかるでしょう。

これが超大切。

MENTAを通じて毎週のようにWeb制作で稼げるようになりたい方々からご相談をいただきますが、お話してみると冗談抜きで99%の人が「自己否定強め」です。

特にもったいないと感じるのは「できてないことに対する過剰な自責」。

当たり前ですが、完璧な人間なんてこの世には一人もいません。

歴史上の人物たちだって誰一人スーパーマンではありませんし、そのときの状況が違えば活躍できなかった人だっているでしょう。

現代を生きる僕らだって同じです。

誰もが「できてないこと」を抱えてながら生きてますし、それを気にして自分を責めていてはキリがありません。

よく「真面目すぎる人は鬱になりやすい」と言われますが、その理由もこういうところにあります。

では、どうすればいいのか?

「できてること」に注目すればいいんです。

  • 毎朝のルーティンを守れた
  • 出勤前に読書できた
  • 落ちてるゴミを拾ってゴミ箱に捨てた

どんな些細なことでも構いません。

昨日、自分が実行したことを思い出してみてください。

僕たちの一日は95%が「できたこと」の積み重ね。

それにも関わらず、それらを評価せずに残り5%の「できてないこと」ばかりに注目して、自分はダメだと落ち込んでませんか?

誰も無責任でいいとは言っていません。

ただ、自分の行動をありのままに受け入れて、「できてること」を無視しないでほしいと言ってるんです。

これから気持ちも新たに挑戦しようとしているなら、モチベーションを高めて、それを維持しなくちゃいけませんよね。

そんなときに、毎日自分を責めていたらモチベーションは下がる一方。

「できてること」を認めることが、モチベーションを高め、維持し、挑戦をやり遂げるための最初の一歩というわけです。

ここまでを読んだいただいたあなたにもう一度お聞きします。

昨日、あなたに「できたこと」は何個ありますか?

②ミス=ポジティブになれるチャンスだと知る

「できたこと」を意識できるようになったら、お次は「視点」のお話。

《真面目すぎるが故に自分を責めすぎて精神的にやられてしまいガチな人》にこそ読んでほしい話が続きますが、今回はその中でも特に大切な内容です。

というのも、前回お話しした「できたことも数えてみる」を徹底しようとしても、時には自分や周囲のミスに苛立つときだってありますよね。

ここで誤解してほしくないのは、そうやってミスに苛立つこと自体は決して間違ってないということ。

ミスをミスとして認めるからこそ、反省して、それに対する改善策を考えることができるからです。

一方で、ミスを起こした自分に「ダメな奴」というレッテルを貼っただけで評価を終わらせてしまうのは、結果的に自分たちのモチベーションを下げ、成長の機会をなくすだけ。

ということで、ミスしたときに実践してほしいのが「別の視点からも考えてみる」です。

もちろん「ミス」はミスなんですけど、別の角度から見れば「経験」と呼べるものでもあります。

「ミス」としてだけ捉えるのと「経験」として捉えるのとでは、その次のアクションを考えるときに大きな差が生まれるもの。

「ミス」とだけ捉えてる人はネガティブに陥りやすいものですが、「経験」としても捉えられる人はポジティブに考えられるからです。

あえて難しい言い方をすると、「できごと」とは人それぞれの信念に基づいた認知によって規定されるもの。

そこで、無益な感情や行動を変えるには「できごと」ではなく「非合理的な信念」を合理的なものに書き換えることが必要、というわけです。

世に言う「リフレーミング」ってやつですね。

ひとつ前の章を読んで「できてることに集中しようにも、できてないことを無視はできない!」と思った方にこそ、この「リフレーミング」を意識していただけたらと思います。

ということで、この章では「ミス=ポジティブになれるチャンスだと知る」というお話をしました。

ここまで読んでもまだ「そうは言ってもミスしたら落ち込むし、自分のできなさ加減には腹が立つ」という方もいるかもしれませんが、それについては次章で解説しますね。

③無理やりポジティブに考えない

さて、前章までに「できたことに注目する」「ミスしたら別の視点からも考えてみる」といったお話をしてきました。

どんな挑戦をするにしてもメンタルを安定させるために不可欠な考え方ですので、まずはこのふたつを実践してくださいね。

その続きとなる本章でお伝えしたいことは、「無理やりポジティブに考えない」です。

急にこれまでの主張と矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、そんな方こそ最後まで読んでみてください。

たとえばあなたが前章までを読んでくれて、実際に行動を変えてみたとしましょう。

自分のできてることに注目したり、できてないことを別の角度からも捉えてポジティブに変換しようと意識するわけです。

その行動自体は素晴らしいと思いますが、実行したからといって不安や苛立ちがなくなるわけではありません。

ネガティブなものはネガティブなままです。

そんなときに、それを無理やりポジティブに変換しようとするのは間違った解釈なんです。

これまでに「自分に嘘をつけ」なんて話はありませんでしたよね?

予定通りに進まないことに苛立つこともあれば、旦那さんの言動にムカつくこともあるでしょうし、何度勉強しても身につかない自分の理解力に落ち込むこともあるでしょう。

それはそれでいいんです。

苛立ったり、落ち込んだりすることは決して悪いことじゃありません。

そう感じた自分を否定する必要なんてまったくないんです。

ネガティブな感情も僕たちにとって大切な感情の一部ですから、自分の感情はポジティブもネガティブもそのまま受け入れましょう。

どちらも受け入れた上で、できるだけポジティブな面に注目し、ネガティブなことは見方を変えることで捉え直す。

こうやって自分を勇気づけていくんです。

Web制作の勉強にしても、営業にしても、自分ひとりでコツコツと取り組まないといけないことって、本当にモチベ管理が難しいですよね。

そんなときこそ、自分との向き合い方を意識して変えてみてください。

繰り返しになりますが、まずはありのままの自分を認めて、そのまま受け入れてあげる。

その上で「できてること」に注目し、「できてないこと」は見方を変える。

嘘のない本物の勇気づけを実践してもらえると嬉しいです。

④すべての決定権は自分にしかないと知る

前章までの3回にわたって「自分自身を正しく勇気づける考え方」をお伝えしてきました。

まずはそれらを徹底していただくことが、明るく前向きに生きていくために大切なことなのですが、いくらポジティブな考え方になれても僕たちの毎日は本当に数多くのタスクで溢れてますよね。

「やらなきゃいけないこと」に追われて、気がついたら今日も一日が終わってた…なんてことは日常茶飯事でしょう。

本章でお伝えしたいのは、そんな忙しい毎日を過ごしているあなたにこそ知ってほしいこと。

「やりたくないなら、やらなくていい」です。

「こいつ、急に無責任になったぞ!」と思いましたよね?笑

でも、ちょっと思い出してみてください。

これまでのあなたの人生において、「やりたくないけど、やらなきゃいけない仕事」なんてありましたか?

思いつくとしたら、それは誤解かもしれません。

最終的に、それをやると決めて行動したのは誰でしたか?

他でもないあなた自身ではありませんか?

本当にやりたくなかったのなら、誰になんと言われようとやらなければ良かったはず。

しかし、あなたがそれをやったのだとしたら、それはあなたが「やる」と決めて行動したから。

最初は「やりたくない」と思ったけど、最終的には「やりたい」と思って行動したことだったんです。

今、あなたの目の前に「やるべきこと」が山積みになっていてウンザリしているかもしれません。

しかし、それらをやるかどうかの決定権を握ってるのはあなただけ。

「やる」も「やらない」も、すべてあなたの自由です。

これまでに述べてきたとおり、「やりたくない」と感じるその気持ちを否定する必要はありません。

「やりたくない」と感じたのなら、それもあなたの正直な気持ちです。

しかし、それでも「やらなきゃ」と思っているということは、それがあなたにとって「やりたいこと」なんだという事実も受け入れてみてください。

自分の人生の決定権は、自分ただ一人にしかない。

だからこそ、僕たちはいつからでも挑戦できるんです。

育った環境や遺伝子に、人生のすべてを定められてるわけじゃありません。

今回は、このことをご理解いただけたら嬉しいです。

⑤存在価値と能力価値は別物だと知る

これまでの4回で、現実をありのまま受け入れながらも思考をポジティブにしていく方法について解説してきました。

前章までをご覧いただければ、「自分を正しく勇気づける方法」や「どんな状況でも自分の人生の決定権は自分にしかないこと」をご理解いただけると思います。

今回はここまでご理解くださっている方でも、割と誤解してる人が多いことについて。

あなたは「ありのままの自分」を受け入れられてますか?

勉強・仕事・子育てなどなど、日々の生活の中で失敗〜反省することはあるでしょう。

これまでに解説してきたとおり、ミスはミスです。

正直にそのまま受け入れつつ、見方を変えて次につながるチャンスを見つけ、行動につなげていきたいところ。

しかし、これらを実践できていても、まだまだ精神的に超ネガティヴになっちゃう人がいるんです。

理由は明快。

自分の「存在価値」と「能力価値」をごちゃ混ぜにしちゃってるんです。

たとえどんなにあなたが仕事で失敗しようと、病気で働けなくなろうと、家族と喧嘩して最悪な空気になろうと、あなたの「存在価値」は1mm足りとも減ったりしません。

なぜなら、あなたの「存在価値」と「能力価値」はまったくの別物だから。

ピラミッド図でいうと、下半分が「存在価値」で、上半分が「能力価値」です。

「存在価値」とは、文字通りあなたが存在している価値のこと。

そして、自分の欠点も含めた「ありのままの自分」を受け入れるとは、「存在価値」を自分で認めるということ。

一方で、仕事や勉強の出来次第で変わるのは「能力価値」。

企業が人材の評価を下すときに見るのは「能力価値」ですが、日頃、自分に対する評価として目にするのはこの「能力価値」に対するものばかりなので、どうしても「能力価値=存在価値」だと誤解してしまいがち。

しかし、それらはまったくの別物です。

「何回勉強しても理解できない」とか「また同じミスをしてしまった」などというときに、影響を受けるのは「能力価値」だけ。

どんなにあなたがミスをしようと、「存在価値」は常に100点満点。

故に、あなたはあなたのままで良いんです。

根拠なしに、自分を認めていいんです。

冒頭でお話しした「ポジティブ思考を学んでもなお超ネガティヴになっちゃう人」は、「存在価値=能力価値」の誤解をしており、「能力価値」の高低に一喜一憂してしまうことで精神的に不安定になっているということ。

逆に「メンタルが強い」と言われる人は、自分の「存在価値」を認めているからこそ、日々の失敗に臆することがなく、精神的に安定しているというわけですね。

ここまでをお読みいただいた上で、もう一度お聞きします。

あなたは「ありのままの自分」を受け入れられてますか?

もしも答えが「No」なのであれば、ここがあなたの人生を前向きにさせるトリガーかもしれません。

ぜひ、自分と向き合う時間を作ってみてください。

⑥「自己肯定」と「自己受容」の違いを知る

前章では、「存在価値と能力価値の違い」について書きました。

この考え方を知っておくことが前向きに生きていくための大前提だったりするので、自己嫌悪に陥りやすかたはぜひ前章の内容を熟読し、実践してください。

今回はその続き。

「自分の受け入れ方」です。

自分の「存在価値」と「能力価値」はまったくの別物だから、たとえどんなに学習が進まなくても、仕事で失敗しても、「存在価値」は揺らがない。

こう考えることは、精神が安定するだけでなく、結果的に「能力価値」を育てることにもつながります。

しかし、その一方で「こんな考え方をしたら自分を甘やかすだけだ」という意見もあるでしょう。

「自己否定なくして成長はない」という考え方ですね。

でも実はこれ、アドラー心理学などでは否定されているんです。

まず事実として、人は記憶を捏造します。

誰もが過去の経験を「苦労して成長した話」に作り変えてしまう傾向があり、それによって自己否定が必要だと考えるんです。

しかし、人がより強く成長を実感できるのは、そんな瞬間ではありません。

「存在価値」を満たされたときです。

誰もが「おだてられて成長する」んです。

これまでに書いてきたとおり、自分を受け入れることが、勇気を持って挑戦し続けるために肝心要。

「存在価値」と「能力価値」をごちゃ混ぜにしてしまうと、「こんな実績を挙げられた自分はすごい」などというように条件付きで自分を認めようとしてしまいがちですが、そうした「自己肯定」は不完全なポジティブ思考。

自分を真に勇気づけ、モチベーション高く行動し続けるために必要なのは、不完全であることを受け入れる勇気が求められる「自己受容」です。

  • 自己肯定:条件付きの肯定
  • 自己受容:無条件の肯定

誰にだってできないことや弱さがありますし、失敗することだってあります。

そんな自分をそのまま受け入れること
=不完全な自分を受け入れる勇気を持つこと
=自分を勇気づけること なんだと理解してもらえたら、今日もあなたは最高です!

「自己肯定」と「自己受容」の違いを知るというお話でした。

おわりに

以上が、自分自身を嘘偽りなく勇気づけ、ありのままの自分を受け入れる方法でした。

「正しいポジティブ思考」や「自己受容」の方法について解説し、自分を嘘偽りなく勇気づける方法をご理解いただけたと思います。

ここでいう「勇気」とは、困難を克服するための活力のこと。

つまり、「勇気がある」とは「自分は相手の役に立てるんだ!自分には価値があって、能力を伸ばせるんだ!」と思える状態のことでしたね。

後編となる次の記事では、他者との健全な向き合い方を学び、人間関係を安定させる方法について解説していきます。

複雑な人間関係をできるだけシンプルに、できるだけストレスの少ないものに変えていく方法を学ぶことでメンタルを安定させ、ポジティブに日々の挑戦を楽しめるようになりましょう!

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