
SEOって何ですか?メリットは?
今回は、こんな質問に答えていきます。
本記事の内容
- SEO対策とは?
- WEBメディアとは?
- SEO対策のメリット4つ
本記事の目次
SEO対策とは?
作ったWEBサイトをできるだけ検索上位に表示させるための対策。
これを「SEO対策」といいます。
「SEO」とはSearch Engine Optimizationの略で、要は「検索エンジン最適化」という意味。
どんなサイトも検索されて、多くの方に見てもらえなければ、存在しないに等しいですよね。
だからこそ多くの企業はここに多額の資金を投じ、検索上位の奪い合いが繰り返されています。
また、この表示順は企業サイトも個人サイトも、Google様のアルゴリズムのもとでは平等に評価されているので、アルゴリズムの変更に伴い突然ランクが急落することもしばしば。
最近ではNAVERなどのまとめサイトが一気に評価を落としましたが、あれは「他人の書いた記事を集めて人気と収益を得る」という行為を問題視したGoogleの強烈な一撃といえます。
このように常にユーザー第一を貫くGoogleに評価されるためには「ユーザーにとって上質なオリジナルのコンテンツを作りつづけること」が大切であり、サイトの制作費や規模なんてGoogleにとっては評価基準外なんです。
だからこそ、個人でWEB制作を行っている僕のような人間にも勝機があるというわけですね。
そこで、今回から全5回にわけてSEO対策に関する知識を、基礎から順番に解説していきます。
初回となるこの【基礎編】では、「そもそもホームページなどのWEBメディアとはどんなものなのか?」という大前提のお話と「SEO対策のメリット」について解説します。
- 基礎編
- 準備編
- キャッチコピー編
- WEBライティング編
- 煽りライティング編
紙とは違うWEBメディアの特性

WEBメディアの特性3つ:①検索される
あなたには「検索しない日」がありますか?
iPhoneの普及に伴い、これまで以上に多くの人が自分の知りたいことを、GoogleやYouTubeなどで検索していますよね。
検索画面には、候補となるページが順番に表示され、ユーザーはそこでタイトルや説明文を比較検討し、自分が知りたい情報を載せていそうなページを判断します。
ということはつまり、「検索画面の上位に表示されるページ」の方が、より多くのユーザーの目に触れることになり、結果的に多くの読者をゲットできるわけです。
2ページ目以降に表示されている状態では、なかなか集客につながりませんし、検索結果に表示されても、クリックされなければそのページはこの世に存在しないのと同じです…
そこで、SEO(検索エンジン最適化)が重要になってきます。
WEBメディアの特性3つ:②すぐ嫌われる
「ダサいサイト」は読む気がしないものです。
ましては、スマホの画面に最適化されてなかったり、サイト内のどこに知りたいことが書いてあるのかが分かりづらいと尚更。
初対面の人をパッと見で判断するように、WEBページもファーストビューの第一印象だけで「好き嫌い」を判断されてしまうのです。
そこで重要になってくるのが、載せる画像とキャッチコピーのクオリティー。
WEBメディアの特性3つ:③縦スクロール
スマホの普及以前から、WEBページとは縦にスクロールして読むものです。
つまり、紙と違って「一覧性」に欠けるのがWEBページ。
しかし、裏を返せば「こういう順番で読み進めてください」というストーリー設計がしっかりしていれば、ユーザーの心をギュッと掴んで、あっという間に一番最後まで読ませてしまうことが出来ます。
そのために必要なのが、「ターゲット設定」。
ターゲットを明確にして、その人達が求めている情報を順番に書いていくことで、気持ちよくスクロールしてもらい、一番最後の文まで誘導するのです。
SEO対策のメリット4つ

▶WEBメディアは検索され、比較検討される
▶WEBメディアは一瞬で嫌われる
▶WEBメディアはスクロールさせることでしか読めない
上記のことをご理解いただいた上で、あなたが作ったWEBメディアを一人でも多くの人に読んでもらうためにSEO対策をやった方が良い理由を見ていきましょう。
▶SEOのメリット①:訪問者数を増やせる
SEO対策の結果、あなたのサイトが検索上位に上がってくると、特定のキーワードについて知りたがっている「やる気のあるユーザー」と出会う機会が確実に増えます。
SNSや他サイトからのリンクなど、あらゆる導線が考えられる中で、検索エンジンからの流入はかなり「本気度の高いユーザー」。
さらに、あなたのサイトが「検索する=何かに困り解決策を求めているユーザー」の疑問や不安を解決できる内容であれば、その時点であなたは「ファン」を獲得し、サイトの価値がグッと高まります。
▶SEOのメリット②:広告費の削減につながる
どんなWEBサイトも、Googleのクローラーに認知されるまでは、Googleの検索画面に表示されることはありません。
よって、サイトの公開直後はSEOよりも広告に注力すべきなのですが、その広告での集客を行いながら、SEO対策を続けて順位を上げていくことで、広告費を徐々に減らしていく(無くしていく)ことができるわけです。
※クローラー:Googleのロボットのひとつ。世界中のWEBサイトを巡回し、発信内容をチェックしています。WEBサイト上のコンテンツやキーワードを抽出していきます。
▶SEOのメリット③:コンテンツという財産が出来る
「コンテンツ=財産」という考え方
良質なコンテンツを継続的に作成していき、順位を上げる。
これが検索上位を狙う唯一にして、最重要な方法ですが、「コンテンツを作る時間」と「コンテンツが評価されて順位が上がっていくまでの時間」を要するため、効果を実感できるまでに数ヶ月は必要です。
つまり、結果が出るまで地道にコツコツ作り続けたコンテンツが、将来的にはあなたの財産となり、いつまでの自分のサイトに残ることで、長期的に見ればコストパフォーマンスの良い施策となり得るわけです。
財産となったコンテンツがもたらすもの
この「長期的に見てコストパフォマンスの良い施策」にするために大事なのが、コンテンツの質。
あなたが作るべきは「ユーザーの役に立つ高品質なコンテンツ」です。
「役に立った」「おもしろい」と感じてもらえたコンテンツは、SNSで拡散され、新たな集客へとつながり、放っておいても稼ぎ出します。
▶SEOのメリット④:WEBサイトの価値を高める
良質なコンテンツは多くのリンクを集める
質の高いリンク、特に関連性の高いサイトからのリンクは、SEO的な評価を高める要因となります。
例えば、知恵袋などで回答者が「その質問ならこのサイトが参考になるかも」とあなたのサイトをリンク付きで紹介してくれると、良質なリンクを獲得したことになるというわけです。
「コンテンツ+リンク」の両輪が大事(Googleの仕組み)
大切なことなのでもう一度書きますが、コンテンツと同じくらいリンクも重要です。
ちなみに、クローラーがWEBサイトを見つけるために手掛かりとしているのもリンクです。
そのため、WEBサイトへのリンクが増えるということは、クローラーがWEBサイトに立ち寄りやすくなります。
クローラーが世界中から獲得した情報は、インデクサがWEBサイトごとにキーワードやコンテンツの特徴を整理して、データベースに格納していき、この時点であなたのサイトがGoogleにコンテンツとして認知されたことになります。
※インデクサ:Googleのロボットのひとつ。Googleが誇る巨大データベースを整理する役目を担っており、クローラーが収集してきた情報を、コンテンツの特徴ごとにデータベースに格納していきます。
ブランディング効果が期待できる
ユーザーの79%は「検索上位のサイト」をその業界の主要企業として認識します。
そのため、あなたのサイトが検索上位に上がるだけで、あなた自身の権威性と信頼性が高まるのです。
基本的に検索上位に上がるサイトは、「ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供し続けているサイト」です。
検索上位にいるということは、本当にそれだけで価値があるわけですね。
まとめ

ということで、今回はSEO対策の基本【基礎編】として、「SEOがなぜ重要なのか?」について解説してきました。
まずはWEBメディアの特性を理解し、その上でSEO対策を行うことで得られるメリットをご理解いただけたかと思います。
次回は、今回の内容を踏まえた上で、如何にしてWEBサイトにユーザーを集めるのか?について解説します。
一歩ずつ、着実にSEOをマスターしていきましょう!
今回の参考図書:SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64/ふくだ たみこ
ブログを書いてるんですが、全然検索上位に表示されません…