案件を獲得できない理由はただひとつ。
「営業力が足りてない」からです。
しかし、ピンチはチャンス。
今回は「案件はない==時間ならある」あなたが、今すぐやるべきことをまとめました。
ひとつでも出来ていないことがあれば、ここでしっかり準備をして、案件を獲得できるWEB系フリーランスへの道を歩んでいきましょう!
本記事の目次
案件を獲得できないWEB系フリーランスがやること①:自己紹介文を見直す
いまの自己紹介文に「初心者感」はありませんか?
クラウドワークスなどで案件に応募する際に必ず自己紹介を行うと思いますが、このときに「初心者」であることをアピールする必要は1ミリもありません!
仕事を頼む側の気持ちを考えたら理解できると思いますが、どう考えたって同じお金を出すならプロに任せたいですよね?
言い換えれば、見ず知らずの「初心者」を信頼して何万円も支払ってくれるのは天使か詐欺師のどちらかです。
ということで、「初心者」であることは隠しつつ、自分がどれほど役立つかをアピールしましょう。
スキル不足を補うために何が出来るかを考え、それを自分に武器として書けば、嘘をつかずに自分を大きく見せることができます。
- クラウドワークスをクライアント様とつながる場所と考え、低価格のWEB制作を提案しています!
- WEBサイトだけでなく、LPやバナーの制作をお任せください!
- 受注から納品後のサポートまで、常に迅速なやりとりをお約束いたします!
案件を獲得できないWEB系フリーランスがやること②:受注プロセスを見直す
受注してからあれこれ用意するのでは当然遅いわけです。
どんなときもTime is money.ですから、暇な今のうちに事前準備にほころびがないか入念にチャックしていきましょう。
①料金プラン
自分の価値は自分で決めましょう。
基本的にはクライアントの予算に合わせて話を進めていくことが多いと思いますが、基準となる価格が定まっていないとクライアントからの見積依頼に即答できず、信頼関係構築も難しくなります。
ここでのポイントは「プランを複数用意しておく」ということ。
少なくとも3つは必要です。
松竹梅で提案し、真ん中の竹を売り込んでいくというスタイルですね。
②ヒアリングシート
受注したらまずはどんなものを作ればいいのか確認しますよね。
そのときにクライアントとのやりとりを極力1~2回で終わらせるために、クライアントにとって答えやすいヒアリングシートを用意しておきましょう。
これはそのときの制作効率をアップさせることはもちろん、やりとりをスムーズに進めることでその後の案件継続につなげるためのアピールも兼ねています。
今回は僕のヒアリングシートを貼っておきますので、参考にするなりパクるなりご自由にどうぞ(笑)
③提案書・見積書
ヒアリングしたら、まずは最終的なイメージをまとめて「こんな感じでいいですか?」という確認をクライアントに取ります。
そのときに使う提案書・見積書のテンプレートを作っておくわけです。
提案書は「目的の確認」「目的達成のための提案」「スケジュール」「見積書」という構成で考え、パワポのテンプレートを使えばサクッと作れます。
ここで特に大切なのは、見積書。
できるだけ細かく記載してください。
「WEBサイト制作・・・¥50,000」とかはNGですよ(笑)
これも僕の見積書のサンプルを貼っておくので、ご自由に使ってください。
④請求書
クラウドワークスなどで受注した案件では不要ですが、直案件のときは100%必要です。
ただし、これはさっきの見積書をほぼそのまま使えるので用意するのは簡単だったり。
変更点は「振込先」を追加記載するだけです。
上記の4点はクライアントからの信頼を勝ち得るために必要なものですから、しっかり用意しておきましょう。
案件を獲得できないWEB系フリーランスがやること③:実績を増やす
「初心者感」を払拭するために一番説得力があるのは、やはり自分の実力をわかりやすい形でクライアントに見せること。
あなたがこれまでに培ったスキルとWEB制作の力をかけ合わせて「自分にしか出来ないこと」を提案できるなら、それを形にして提案するのが良いです。
特に何も思いつかないのであれば、自分でいいなと思ったサイトを模写しまくり、それを自分の実績としてポートフォリオに掲載していきましょう。
模写するサイトを選ぶときは、I/O 3000とかResponsive Web Design JPなどを参考にしてみてください。
模写したサイトはサーバにアップするもよし、Google Driveなどで共有するもよし。
とにかくクライアントに見てもらえる形にして、3個は用意しましょう。
まとめ
ここまでの3つが用意できたらあとは営業するだけです。
僕たちWEB系フリーランスにとって、仕事の量は「応募回数×受注率」ですから、とにかく自分で営業しまくらないとはじまりません。
「営業力」がコーディング以上に大切な力であると肝に銘じて、諦めることなく、とりあえず100件メールするのです!
3件くらいは返信があると思いますし、1件5万円の仕事でも結果的に月収15万円ですから、がんばる価値は大いにあると思いませんか?
返信をくれた方々に感謝しつつ丁寧な仕事をすれば、そこに信頼関係が生まれ、やがては案件が継続するフリーランスとしての生活が…
逆にどうしても自分で営業したくないという方は、Twitterで営業力の高い人を探し出し、DMを送り、コンビを組みましょう。
いずれにしても、「営業力なくしてフリーランスにはなれず」です。
たくさん模写もしたし、WordPressの勉強もしたけど、肝心の案件にまったくありつけません…