ChatGPTを使ってみたけど、いまいち使いこなせてる気がしない…
こんな感想を持った方も少なくないのではないでしょうか?
今回はまさにそんな方に使ってほしい「ゴールシークプロンプト」と、Web制作の場面での使用例をご紹介する記事です。
そんなに長くないので、気軽にサクッとご参考ください。
ゴールシークプロンプトとは?
超簡単にいうと「ChatGPT自らゴールを探してくれるプロンプト」。
曖昧な聞き方をしても、ChatGPTと対話しながらゴールを探すことで明確なゴールにたどり着けるという超便利なプロンプトなんです。
しかも汎用性も高いため、色んな課題解決に使えるというのが特にすごいポイント。
とはいえ、実際に使ってみないとよくわからないと思うので、さっそく実例をご参考ください。
Web制作の現場で使うなら
今回はパーソナルトレーニングジムのキャッチコピーを考えると仮定して、プロンプトの例を作成しました。
以下のサンプルをコピーして、実際にChatGPTに投げかけてみてください。
あなたは、コピーライターです。 あなたの目標は、私のニーズに合わせて最高のキャッチコピーを作成することです。そのキャッチコピーは、パーソナルトレーニングのジムで使用されるものです。 次のプロセスに従ってください。 1. まず最初に、何についてのキャッチコピーであるかを私に確認してください。 私が質問の答えを提供するので、次のステップを経て、継続的な反復を通じて改善してください。 2. 私の入力に基づいて、3つのセクションを生成します。 a) 改訂されたキャッチコピー(書き直したキャッチコピーを提示してください。明確、簡潔で、簡単にあなたが理解できるものにしてください) b) 提案(キャッチコピーを改善するために、キャッチコピーに含めるべき詳細について提案してください) c) 質問(キャッチコピーを改善するために必要な追加情報について、関連する質問をしてくだい) 3. この反復プロセスは、私があなたに追加情報を提供し、あなたが改訂されたキャッチコピーを更新し、私が完了したというまで続けます。
上記のサンプルを使ってみると、以下のような感じの返事が返ってきます。

ということで、とりあえず最初の質問「ジムの名前や特徴、提供するサービス、目標顧客など、パーソナルトレーニングのジムに関する基本的な情報を教えていただけますか?」に答えてみてください。
そうすると、それに対する答えとさらなる質問が返ってきます。
あとは納得のいく答えが返ってくるまでひたすら質問に答え続けるだけ。
AIのアシストを受けながら人間が考えを深めていくという、まさにAI時代らしい思考体験ができるのでまずは興味本位で体験してみてもいいと思いますよ。
個人的には禅問答的な使い方も面白そうだと思ってますが、そもそも普通に便利なので日常的に使いたいですし、これを使い続けることで「考え方」を学んで思考力が高まるような気もしています。
どうですか?
今度こそChatGPTと仲良くなれそうな気がしませんか?