フリーランスとして稼げるようになってから、早いものでもうすぐ5年。
この間にサラリーマンしか経験してなかった頃には想像もできてなかった世の中のいろんな矛盾を経験してきましたが、これからフリーランスを目指すみなさんにはあらかじめ知っておいてほしいと思ったので、ここに書き残しておきます。
要は「資本主義とは?」というお話。
社会のルールを知らないと、知らず知らずのうちに不利な立場に追い込まれてしまいますからね。
難しい話に思えるかもしれませんが、とても重要なことなので、ぜひ最後まで読んでいただき、考えてみていただけたら嬉しいです。
資本主義とは?
そもそも資本主義とは、「お金(資本)を使ってもっとお金を稼ぐ仕組み」のこと。
たとえば、会社は労働者の力(労働力)を使って新しい価値を生み出し、それを売ることで利益を得ています。
これが資本主義の基本です。
しかし、資本主義にはいくつか矛盾があって、そのひとつが「労働力(働く人たち)からしか新しい価値を生み出せないのに、会社は効率を上げるために機械をどんどん増やさなければならないこと」です。
機械を増やすと人間の仕事が減り、失業する人が増えますよね。
その結果、会社は利益を増やせても利益率が下がるという問題に直面します。
さらに、低賃金で働かされる人が増えることで、世界中で貧富の差が拡大し続けます。
これは資本主義の構造上、無くせはしないことなんです。
「稼ぐため」に知っておくべきこと
それでは、貧しい方から富める方に行くためにどうすればいいのか?
色んな方法があるとは思いますが、僕が肝に銘じていることはふたつ。
- 「他人と同じ」は不利でしかない。
- 恐れずに適度なリスクを取り続ける。
「他人と同じ」は不利でしかない。
資本主義社会では、何か特別な価値を提供できる人や企業が成功します。
つまり、「他の人と同じことをしているだけ」では埋もれてしまうのです。
フリーランスで成功するためには、自分だけの強みや得意分野を見つけて、それをしっかりとアピールすることが大切。
たとえば、同じスキルを持っている人がたくさんいる分野では価格競争になりがちです。
しかし、そこにオリジナリティや付加価値を加えることで、価格競争に巻き込まれず、自分の価値を高めることができます。
だからこそ、多くのフリーランスたちはスキルアップや自分ならではのアイディアを磨く努力を怠らないんです。
恐れずに適度なリスクを取り続ける。
また、資本主義ではリスクを取らない限り大きなリターンは得られません。
ただし、無謀な挑戦をする必要はありません。
自分にとって適切なリスクを選び、それに向けて準備をすることが大切です。
たとえば、新しいスキルを学ぶために時間やお金を投資するのはリスクの一種ですが、それが将来的な収入アップや仕事の幅を広げることにつながります。
新しいクライアントや市場に挑戦することも、リスクを取りながら自分の可能性を広げる行動といえます。
前進あるのみ!
結局のところ、資本主義社会では止まることが一番のリスクです。
学び続け、挑戦し続けることで自分をアップデートし、世の中の変化に対応していくんです。
他人と違う価値を作り出し、適度なリスクを取りながら成長を続ける。
これを意識して行動していれば、たとえ困難な状況が訪れたとしても、チャンスをつかむ力がつくはずです。
資本主義のルールを知り、それを逆手に取ることで、誰もが自分の未来を切り開いていける。
これが、フリーランスとして生き抜く上での大事な心構えだということを理解してもらえたら嬉しいですし、ブログやサロンでもこのことを発信し続けていければと思います。