Web制作を始めたばかりの頃って、

「思ったデザインにならない…」

「そもそも何が原因かわからない…」
そんなふうに、“問題の壁”にぶつかることが多くないですか?
でも実は、こういう悩みって、“ある一冊の本”を知っているだけで乗り越えやすくなるんです。
それが、ジョージ・ポリア著『いかにして問題をとくか(How to Solve It)』。
一見すると数学の本ですが、その本質は「問題解決の思考法」を教えてくれるまさに“学ぶすべての人”にとっての最強バイブル。
この記事では、
💡なぜWeb制作者にも役立つのか?
💡どうやって活かせばいいのか?
をわかりやすく解説していきます。
本記事の目次
そもそも『いかにして問題をとくか』ってどんな本?
この本、単なるテクニック集ではありません。
むしろ、「どうやって考えれば、どんな問題でも解決に近づけるのか?」という“思考の土台”を、ものすごく丁寧に教えてくれます。
- 問題を理解する
- 計画を立てる
- 計画を実行する
- 振り返る
もう“人生の攻略法”といってもいいくらい汎用性が高いですね。
そしてすごいのは、Web制作でもこれがそのまま使えるってことなんです。
Web制作 × ポリア式問題解決の実践法
Step1|「問題を理解する」
最初にやるべきは、“何がわからないのかをハッキリさせること”です。
たとえば、
「レスポンシブデザインが崩れている」
という現象があったとき、
- どの画面幅で?
- 何のパーツが?
- CSSのどこが関係してる?
こういうのを言語化・図解・箇条書きで整理していきます。
“曖昧なまま進めない”──これだけで半分は解決に近づきます。
Step2|「計画を立てる」
問題が見えてきたら、次は「どうやって解決するか?」を考える番。
- 似たエラーをGoogleで検索してみる
- 過去に使ったコードを振り返ってみる
- 問題を小さく分解して、順番に直していく
- 結果から逆算して、手順を逆にたどってみる
この段階では、「考えすぎる前に、まず仮説を立てる」ことも大事です。
“正解”を探すより、“試すための仮説”を作りましょう。
Step3|「計画を実行する」
ここから実際に手を動かします。
- 思い切ってやってみる
- こまめにチェックする
一発で成功するなんて思わないでOK。
とにかく「仮説を試す→確認する→修正する」の繰り返しです。
失敗は“デバッグの種”であり、失敗しながら強くなるのがWeb制作者の宿命!
Step4|「振り返る」
最後は、自分の作業を“ふりかえる”時間を取ること。
- 何がうまくいったか?
- どこで詰まったか?
- 次に似た問題が出たらどう対応する?
ここをやるかどうかで、伸び方が変わります。
「もう同じミスはしない」
「前よりも早く対応できた」
そんな小さな成功体験が積み重なって、“自信”に変わるんです。
まとめ|ポリア思考は“あなたの武器”になる
『いかにして問題をとくか』は、ただの本ではありません。
あなたの“学び方”そのものを変えてくれる武器です。
Web制作をやってると、「わからないこと」「できないこと」だらけで心が折れそうになる瞬間もあります。
でも、ポリアの思考法が身についてくると、
その「わからない」が「面白い!」に変わってくるんです。
- 問題を冷静に整理して
- 仮説を立てて試して
- やってみて、振り返って
- そしてまた成長する
このサイクルがある限り、あなたは絶対に上達していけます。
だからぜひ、Web制作の学習にポリアのエッセンスを取り入れてみてください。
きっと、学ぶことが何倍も楽しくなりますよ。
気になった方は、まずは概要だけでもチェックしてみてください👇
この記事が独学をがんばる皆さんのお役に立てたらうれしいです。


「エラーが直らない…」