Twitterやインスタの運用を続けていると、必ずぶち当たる「ネタ切れ」という問題。
僕も企業アカウントをコンサル/運用代行しているので、痛いほどよーくお気持ちがわかります。
ということで今回は、こんなお悩みを解決するためのポイント、便利なサイト、見つけたネタの活用事例を解説。
少しでもあなたのSNS運用に役立てていただけると幸いです。
それでは、さっそくはじめましょう!
本記事の目次
ネタ探しよりも大切なこと
フォロワーとの関係性を深めること。
これだけは忘れないでください。
どんなネタを選ぶにしても、事前に決めた「SNSの運用目的」や「目的達成のための評価基準」、「ペルソナ」などを念頭に置き、それらに適したコンテンツを企画することでフォロワーとの関係性が深められなければ、SNSを運用する意味がなくなってしまいます。
TwitterでもInstagramでもFacebookでも、常に大切にすべきはフォロワーとの関係性。
仮にどんなにバズっても、それが自分たちのペルソナによってもたらされたバズでなければ運用が成功しているとは言えません。
SNSを通じてあなたという存在が知られ、好かれ、支持されることで、結果的にビジネスに好循環が生まれるようになることが大切です。
このことをご理解いただける方には、このまま続きをお読みいただきたいと思います。
ネタ探しにオススメのサイト3選
ということで、この記事の本題です。
以下のようなサイトを活用し、適切なタイミングにユーザーが知りたい情報/保存したい情報を発信していきましょう。
おすすめサイト①日本記念日協会

記念日ネタは、どのSNSでも押さえておきたいものです。
特に特定の記念日と自社のサービスを上手く掛け合わせられると、大きな認知や興味関心の獲得を期待できます。
事前に調べてコンテンツを企画〜投稿を予約しておくことで、その他の投稿を考える時間も作り出せるため、活用しない手はないでしょう。
ただし、日本記念日協会のホームページとはいえ、すべての記念日が載っているわけではありません。
記念日ネタを企画するときは、他のサイトなども入念に確認し、自分たちに適切なものが他にないのかもしっかりリサーチするようにしてください。
おすすめサイト②TweetDeck

Twitter公式のWebアプリである「TweetDeck」。
複数のアカウントを一括管理できたり、特定の投稿に一気にいいね!できるなど、Twitter運用において欠かすことのできないツールです。
そんなTweetDeckの便利な機能のひとつとして今回紹介したいのが、「地域別のトレンドキーワード選定」。
トレンドワードのランキングが表示されるTrendingという項目を並び替える際に、「国」「街」を指定することで、地域別のリアルタイム・トレンドを知ることができるんです。
フォロワーとの関係を深めるために大切な要素のひとつである「タイムリー」(くわしくは記事後半で)を押さえる上で、最も便利な機能ともいえますね。
おすすめサイト③:ハシュレコ

インスタ運用で困るのが「ハッシュタグ選び」。
どのハッシュタグから攻めるべきか?
人気アカウントはどのハッシュタグでどんな投稿をしているのか?
ここで悩む方は多いでしょう。
そこでぜひ活用いただきたいのがハシュコレ。
使い方は非常にシンプル。
投稿したいコンテンツを表すメインのキーワードを入力し検索するだけ。
そうすると関連性の高いハッシュタグが表示されるため、それらをコピーして投稿に貼り付けるだけです。
さらに多くのハッシュタグを調べたい場合は、ハシュコレが提案してくれたハッシュタグで再度検索してみてください。
これを繰り返すことで、狙うべきハッシュタグがわかるだけでなく、そのハッシュタグを使っている人気の投稿から「コンテンツの編集方法」や「キャプションの内容」「フォロワーのリアクション」などを学ぶこともできるというわけです。
見つけたネタの使い方5選
SNS上には実に様々な方々がいます。
当然、すべてのユーザーにあなたのファンになる可能性があるわけでもありません。
すべてのユーザーが積極的に情報を集めているわけでもありませんし、ポジティブなわけでもありません。
しかし、ここにSNS運用の醍醐味があります。
あなたが伝えたいことだけでなく、ユーザーが知りたいと思っていた情報/保存したくなる情報を発信することで、潜在的なファンを呼び起こし、あなたのファン(フォロワー)とすることができるからです。
そこで、ここでは上記のサイトで見つけたネタを有効活用するための代表的なパターンを5つご紹介します。
見つけたネタと以下のパターンを掛け合わせることで、ファンとの関係を深めるきっかけを作り出していきましょう。
①タイムリー型
TweetDeckなどで見つけた旬のキーワードを活かしてトレンドに便乗したり、ハッシュタグの大喜利に参加したりすることで、フォロワーからのリプをもらいやすいパターン。
正月やクリスマスといった季節ネタもここにあてはまります。
タイムリーだからこそフォロワーとの一体感を生み出しやすいことが特徴です。
②参加型
アンケートやクイズで、フォロワーとのコミュニケーションを自然な形で生み出せるパターン。
同時に自社製品やサービスに対するご意見もいただけるので、使い方次第では重宝します。
③親近感型
ユーザーの自社に関するあらゆる発言に対してもれなくコメントすることで、ユーザーとの距離感を着実に縮めていくパターン。
有名企業アカウントの多くが徹底していることでもあります。
その他、プロジェクトの裏側やスタッフの紹介など、組織の内側や工夫を見せることで自社を応援してくれるファンを増やすこともできます。
④共感型
「かわいい」「おいしそう」「ビックリ」などといった前向きな感情を呼び起こすパターン。
共感度が高ければ高いほど拡散されやすくもなるため、TwitterでRTを狙うならペルソナに共感されるテーマを考えてみましょう。
⑤コラム型
読んでくれた人が、家族や友達に教えたくなる豆知識を解説するパターン。
有識者による解説はもちろん、一般ユーザー目線で語られる「〇〇を使ってみた」などもここに該当。
権威性を発揮することで、フォロワー増につなげやすいパターンでもあります。
まとめ
ということで今回は、Twitterやインスタのネタ探しに使えるサイトとその活用方法をご紹介しました。
大切なことなので何度も言いますが、どんなネタも一方的な発信の仕方では意味がありません。
SNSはあなたのファンとの関係を深めることができる場所です。
「あなたの伝えたいことを発信すること」にも意味はありますが、発信内容がそれだけにならないようにお気をつけください。
毎日投稿を任されてるけど、もう何も思いつきません…