Web制作 独学ロードマップ|働きながら30代から始める順番と、転職への分かれ道

Web制作の独学ロードマップ

「働きながらWeb制作を独学したいけど、何から手をつければいいか分からない」。30代で、仕事終わりに使えるのは1日1時間くらい。そんな人に向けて、僕が実際に通った道をもとに、独学の順番をまとめました。

僕は30歳だった2020年2月に、Web制作の独学を始めました。スクールには通っていません。Progateで基礎を3か月ほど学び、自分のサイトを作り、3か月目には高校時代の友達から5万円でホームページ制作を頼まれました。独学を始めて10か月目には、2つの制作案件をまかされて50万円を稼げました。今はWeb制作に加えて、同じく独学で覚えた営業やマーケティングが仕事になっています。

このロードマップは、ゴールを2つに分けています。Web制作を副業やフリーランスの仕事にしたい人と、会社員のままIT・Web系の仕事に転職したい人です。途中までは同じ道で、途中から分かれます。

ただ、僕の勉強時間は多かったです。始めてすぐ、コロナで本業が1か月半ほどほぼ止まり、その間は「1日10時間じゃ足りない」と思いながら、起きている時間はほとんど勉強していました。仕事に戻ってからも、朝と夜で毎日5時間以上。累計でだいたい1,000時間になったころ、ようやく仕事にできたという感覚です。

1日1時間なら、同じところまで行くのにもっと時間がかかります。それでも順番さえ間違えなければ、進みは止まりません。このロードマップは、その順番をまとめたものです。

はじめに:ゴールを1つ決める

ブラウザでコードを書く、サイトを公開する、2つの道に分かれる、の順に階段を登っていくロードマップのイラスト

独学で手が止まるのは、たいてい「今やっていることが何につながるのか」が見えなくなったときです。僕も途中で何度かそうなりました。だから最初に、ざっくりでいいのでゴールを決めておきます。

  • A:副業・フリーランス…自分で仕事を取ってきて、Web制作で稼ぎたい
  • B:転職…会社員のまま、IT・Web・AIを使う仕事に移りたい
  • まだ決められない…STEP1〜2をやってから決めれば大丈夫

働きながら続けるための準備

  1. 時間を決める。平日は夜1時間、休日に少し長め、くらいで十分です
  2. 家族に話しておく。勉強の時間を確保しやすくなります
  3. 分からないことはAIに聞く。ChatGPTやClaudeなど、使い慣れたものを1つで構いません

AIについて1つだけ注意があります。基礎を学んでいる間は、AIにコードを書かせないでください。エラーの意味を聞く、分からない用語を説明してもらう、学習計画を一緒に立てる。こういう「先生役」として使うと、独学で何日も止まることが減ります。僕が独学していたころには、こんな相手はいませんでした。

STEP1:HTMLとCSSで基礎を作る(目安:数か月)

最初は、Webページの骨組み(HTML)と見た目(CSS)です。

  1. Progateなどの入門教材で、HTMLとCSSのコースを一周する。満点を目指して何周もする必要はありません
  2. 入門書を1冊選んで、本と同じサイトを自分の手で作る
  3. デザインカンプ(完成見本の画像)を見ながら、白紙から1ページ作ってみる

僕がProgateで必要なところをひととおり終えるまでは、3か月ほどでした。終わったあとに迷う人は、Progateが終わったら次にやることも読んでみてください。

STEP2:自分のサイトを1つ公開して、人に見せる

ここがいちばん大事です。練習で作ったものを、身近な人に見てもらってください。

僕の最初の仕事は、ここから生まれました。自分のサイトをFacebookに載せたら、高校時代の友達が「じゃあ私のホームページ作って」と言ってくれた。金額は5万円でした。見せなければ、この依頼はありませんでした。

ゴールが転職の人にとっても、作ったものは「独学で何ができるか」を説明する材料になります。

ここから分かれ道

A:副業・フリーランスを目指す人

  1. JavaScript(jQuery)でページに動きをつける
  2. WordPressで、更新できるサイトを作れるようにする
  3. 作ったサイトをまとめたポートフォリオを用意する
  4. 身近な人や地元のお店など、知っている人から仕事を受ける

Web制作の仕事を続けるうえで、僕が独学してよかったと思うのが営業とマーケティングです。お客さんが欲しいのは、きれいなサイトより「問い合わせが増える」といった結果。そこまで考えて提案できると、仕事が取りやすくなります。

B:会社員のまま、IT・Web系の仕事に転職したい人

先に正直に書いておくと、僕は会社員としての転職をしたことがありません。なのでここは体験談ではなく、進め方の整理として読んでください。

  1. どんな職種を目指すかを決める。Web制作の会社だけでなく、社内のIT担当(社内SE)やITサポートのように、今の仕事の経験が活きる職種もあります
  2. 転職エージェントに相談して、自分の年齢や職歴で現実的な求人を知る。多くの場合、求職者は無料で使えます
  3. 目指す職種に合わせて、足りないスキルを学ぶ。スクールを使うなら、国の給付金の対象かどうかも確認する

スクールを考えている人は、料金と給付金の対象かどうかを公式情報で比べた生成AIスクール比較が参考になるはずです。「未経験歓迎」の求人に応募する前には、SESはやめとけと言われる理由と、避けたい会社の見分け方も読んでおいてください。

迷ったら、小さく確かめる

AとBのどちらか決めきれなくても大丈夫です。STEP2まで進めば、自分が「作るのが楽しい」のか、「ITを使って働き方を変えたい」のかが見えてきます。

今日やることは、平日に1時間とれる時間帯を1つ決めて、カレンダーに入れること。このブログ全体の読む順番ははじめての方へにまとめています。

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めがねん管理人
会社員としてマーケティングやCRMに携わる一方、独学でWeb制作やWebマーケティングを学び、気づけば5年以上Webコンサルとして働いている人。これからIT業界を目指す人に役立つ情報を頑張って書いています。 → プロフィールを詳しく見る